2012年4月29日日曜日

囲碁はどうしてあんなに韓国勢が強いのですか? 世界囲碁選手権では韓国が1997年...

囲碁はどうしてあんなに韓国勢が強いのですか?



世界囲碁選手権では韓国が1997年から2007年まで10連覇。



日本は大したことないですね。



というより、囲碁ってそんなに世界でメジャーなの?







中国なんかは国を挙げてプロの育成に取り組んでますからね。

韓国はそういったことはあまり聞きませんが、子ども教室の数が凄い多いらしいです。囲碁をやると頭がよくなる・・・というような説が広まってるからとか何とか。



中韓のプロと日本のプロとで最も違うところは、読みの差だと言われてます。彼らは接近戦や、終盤のヨセで間違えることが殆どありません。そのため国際戦では、「日本のプロと当たったらラッキー。彼らは序盤は良くても後半で間違える。」と言われる始末です。



そもそも日本と中韓では囲碁に対する捉え方が違います。日本は囲碁を芸術と捉えるのが一般的です。そのため、序盤は創意工夫を凝らし、時間を惜しげもなく使うプロが多いです。(最近の若手プロは中韓に触発されて、序盤に時間を使わないようにしてますが。)一方中韓は、囲碁を勝負事として捉える側面が強いように感じます。布石なんかはまさしく”研究”してます。中国や韓国の囲碁年鑑を見ればわかりますが、中韓のプロの碁の序盤は似たような展開ばかりです。これは、多くの布石のサンプルを作るためで、序盤から最善の進行を研究しているわけです。また、こうして布石を研究しているので序盤で消費する時間が少なく、これが中盤戦や終盤戦でのミスの減少につながっているとも言われています。日本のプロは先ほども言ったように、序盤で時間を使うので、それ以降で使える時間が少なくなり、後半でボロが出てしまうのです。



まとめると、ここまで差がついた最も大きな要因は囲碁に対する考え方にあったということです。計算、読み、で弾き出せるところは絶対間違えない&序盤の布石からシステマチックに研究を重ねるような、とことん”勝負”に拘った中韓が、囲碁を”芸術”と捉え、感性ばかりを鍛えて読みや計算の勉強を怠った日本を上回ったということです。



…と、ここまで書くと日本の囲碁に対する取り組み方が全て間違っているような印象を受けるかと思いますがそうではありません。確かに、勝負弱いことは確かですが、日本のプロの”感性”というのは、恐らく中韓のプロを上回っているでしょう。それは、中韓と日本のプロの寿命を見ればわかると思います。中韓は若手の台頭が目立ち、30代以降のプロはあまり見られません。一方日本は趙治勲九段など、歳をとっても活躍している棋士が何人もいますね。歳を重ねれば、読みや計算の部分は衰えると言われています。が、経験によって培われた勘などはむしろ歳を重ねるごとに伸びていくそうです。囲碁を芸術と捉えている分、こういった勘や感性が日本の棋士の方が優れているわけですね。



世界戦で勝つためには、日本は中韓のような勉強をしなければいけませんが、囲碁を芸術と捉える風潮は消えて欲しくないですね。








1.



一言で言えば「国内体質の差」です。



韓国は年齢が低い子どもに囲碁をアプローチすることがさかんで、



囲碁棋士は非常に国内でも有名(格が高い)職業になっています。



また、子ども中心に競争心が非常に高いこともあげられますね。



さらに、棋風も異なります。



日本は古き棋風が未だ残っていますね。ひたすらゆっくりした碁を好みます。



師匠がゆったりすれば、弟子もゆったり。日本の棋風が続いていくのは当然といえば当然かな。



持ち時間をあれほど大量につけた対局も世界的に類を見ません。



韓国は戦いが第一の碁です。ゆったりでも戦いに持ち込む能力が抜きん出ています。



また囲碁の世界戦は早碁が大多数。早碁に強い(日本みたいにのんきに打たない)韓国勢が強いのもうなずけます。



2.



まあまあメジャーな競技ですよ。



補足においては、カテは間違ってはいませんが、ゲームに属する方が強いかも。



「知能スポーツ」という表現を用います。(マインドスポーツも同様)



オリンピック競技も一応近い模様ですしね。



3.



日本勢には国内体質や院生の強化を図り



もっと世界に勝てるレベルにしてほしいものです><







韓国にイーチャンホという棋士がいるのですが、

16歳で世界1になりました。

世界と言っても、出場国は、日本・中国・韓国・中華台北・米国・欧州

という枠組みです。

他にはタイも囲碁をやってると思います。

たぶん、イーチャンホの活躍から韓国で囲碁人口が増えたと思います。

韓国や中国の碁は好戦的で、

日本は、厚くじっくりした碁のイメージがあります。

日本は、美しさや、趣を重んじてる傾向で、

中国や韓国は、戦いが早くて強いです。

中国や韓国ではスポーツのジャンルに入ったと思います。

長時間すると体力がいるので、棋士はスポーツをしたり筋力トレーニングをしたりして対局に向かうらしいです。

それと瞬発力(精神的に瞬発力)や戦う気持ちや気合いが必要なので、スポーツといってもおかしくないと思います。

日本は、子供のころから囲碁に触れる機会が少なく、環境が整ってないこともあります。

棋譜並べをするとき、江戸時代や明治時代の碁を並べてしまいます。

全体的には今の棋士の方が強いかもしれないですが、

江戸時代の碁は、名人になるのが遅く大器晩成で、スポーツ感覚より芸を磨く感覚だったと思います。

妙味のある手とか味わいとか趣とかを楽しみ技芸を磨くイメージです。

今の碁は、短時間で打って、頭の回転の速い若い人が活躍するスポーツ感覚なので、並べるとしたら江戸時代の碁の方が面白いと思います。

囲碁は打った石が足跡のように残っていくのですが、

終局した時に、美しい図になってほしいと思います。

碁盤に対する考え方の違いが勝負に影響することもあると思います。

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