2012年4月29日日曜日

プロ棋士さんの収入源(所得)は何処から出るのですか? また 平均年間所得はどれ...

プロ棋士さんの収入源(所得)は何処から出るのですか?

また 平均年間所得はどれ位ですか? 分かる方教えて下さい。







囲碁界は良く知りませんので(ほぼ似たようなものだと思いますが)、将棋界に限定して説明します。



大きな収入源は、「棋戦」を主催している新聞社などからの契約金です。



将棋界には「竜王」「名人」「棋聖」「王位」「王座」「棋王」「王将」という7大タイトルがメインであり、それ以外にも「朝日オープン戦」「NHK杯」「日本シリーズ」「新人王戦」「銀河戦」「ネット将棋最強戦」という公式戦があります。他にも非公式戦や、女流の棋戦があります。



それらを主催している新聞社やテレビ局などからの契約金が、プロ棋士の統括団体である社団法人・日本将棋連盟に入り、その中から活躍度によってプロ棋士に分配される、というのが大雑把な仕組みです。

それ以外の棋士の収入源としては、書籍や専門誌の執筆、アマチュアへの指導、各種イベントの出演などがあります。



トーナメントだけで生活できる人は(ゴルフと同様に)少数派で、多くのプロは将棋教室を開いています(ゴルフのレッスン・プロのようなものです)。



平均年間所得は分かりません。

上のクラスの棋士のトーナメントによる賞金総額は発表されますが、これが全収入ではありませんし、それ以外の棋士はさっぱり分かりません。

「順位戦のB級2組に入ると生活が安定する」そうなので、このクラスに入ると収入は一般社会人と同じかそれ以上の収入になると想像できます。

つまりC級1組以下では、将棋を指すだけでは生活が苦しく、別の方法で収入を計らなければならないのです(将来があり耐乏生活のできる独身の若手棋士はともかく)。

B級2組以上の棋士の数は、全体の約2/5程度でしょうか。








新聞、雑誌、テレビの対局、将棋関係の本、将棋関連の仕事で収入を得ている人からの収入、タイトル戦等の企業がらの援助です。Aクラスで1000万位、タイトル1個で1000万位、ほとんどの人は将棋の講習でバイトしたりします。

0 件のコメント:

コメントを投稿