ディ、サービスがつまらない。父親(要介護1)がディサービスに週3回(火、金、土)と行くようになり既に6ケ月になります。時々、つまらないとは言ってましたが、話し相手になる友人もできたようで元気に行ってました。
しかし、最近とうとう「つまらない。つまらない」を連発。用事にかこつけてすでに2週間休んでいます。
理由を聞くと、「毎回、毎回、午後はみんなでゲームのような体操。いつも行く度それだけ。せめてカラオケぐらいやったらよかろうに」と何のイベントもないのが不満らしいのです。
ここ半年の様子を聞いてみると、野外レクのように近くの観光地へ行くことも喫茶店やレストランに行くこともとにかく外出は一度もなく、午前は入浴と昼食。少し自由時間で昼寝などしてその後、ゲーム的な体操。そして帰るの繰り返し。
誕生日には、昼食の時「おめでとう」の声掛けだけ。とにかく屋内で何の変化もない通所だそうです。
本人は、自分で本を持って行って読んだり、ハーモニカを吹いたりしていましたが、その1時間弱の体操ゲームがいつも同じな事に飽きてしまったようです。おしゃべりも男であるため、それほど話が得意なわけでもなく、またかなり耳が遠いためと行く曜日に利用者が多くないため、おしゃべりで楽しむのも限界があります。
それでご相談ですが、
ディ側に正直に話してみようと思うのですが、人手がない。耳が遠くて相手する人がなかなかいない、と言われて体質は変わらないよ
うに思うのですが、どうすべきか迷っています。
皆様の所では、どんなイベントをやっていらっしゃるのでしょうか? 小さな事でも良いので教えて頂けたら幸いです。それらをディに提案してもかまわないでしょうか? よろしくお願いいます。
たぶんどこのデイでも男性の対応には四苦八苦されていると思いますが、デイ側でご利用者さんのニーズの把握ができていないのが原因ですが、女性に比べて男性のデイ利用のニーズは多種多様で難しいものがあります。
家族さんの対応として、1stさんの言われるように家族さんが直接デイに言われるようにケアマネさんを通してデイに伝えてもらうほうがいいです。何よりケアマネさんの要望分析やサービス提供プランに問題があることも事実ですから。
女性はお話ができればいいとか、おやつ作りや塗り絵とか折り紙とか手芸とか一日完結でないレクで楽しまれる人が多く1カ月かけて物を作ったりされます。言葉は悪いですが万人に合うゲームは男性よりも多いと思います。男性は仕事ばかりしていて無趣味な人が多いのも理由の一つです。
また、男性は趣味趣向を他人に合わせるという事を嫌がる人もおられます。介護度が低かったり若い人ほどその傾向にあるようです。それを解決するには、深く係わって話を聞いてデイに来るニーズを引き出すことです。ストレートに趣味とか聞いても正解が出るとは限りません、昔の話の中をしていて出てきたりします。これは中々難しいスキルで時間もかかります。
グループゲーム参加というのは男性は難しいです。一対一とか単独というパターンもあります。一対一ゲームで将棋や囲碁に職員がかかわることもありますし、麻雀の好きなご利用者さんが来られる時は特養から麻雀好きな人や社協にボランティア登録している人の中から麻雀できる人にきてもらったりしています。
好きなものニーズがわかると例えば知恵の輪を渡しておけば係わらなくても一日中楽しまれている方もおられます。
読書やパソコンの囲碁や詰め将棋や習字や絵手紙作成や園芸とか1人で楽しまれている人はおられます。パソコンで自分史とか地元の語り話をまとめたり年賀状を作ったりされる人もいます。その際にご家庭のソフトのバージョンをあわせる必要性もあります。フロッピーで持って来られる人もおられます。
家ではテレビを見せてもらえないからテレビ大好きな方もおられます。カラオケは二分されますがカラオケ好きな人が集まる曜日は頻繁にカラオケをされます。年末になると注連縄作り教室をして下さる人もおられます。映画好きのご利用者さんの古いビデオをお借りして映写会をすることもあります。外出は女性は買い物とか喫茶店とか果物狩りとか花見とか演奏会を好まれますが、男性は出不精ですね。
男性は健康関連には興味があります。前述の社協のボランティアさんの中に体操とかストレッチを教えられる人もおられます。地元の医師会さんやPTさんの予定が開いていれば腰痛体操とか肩こり体操とか開くと参加率は高いです。
コミュニケーションを望まれていない人が多いとは思いませんので個々のニーズをしっかりと把握することが大切です。団体ゲームに参加してもらうという考えのデイは改善の必要があると思います。
「補足」
>ディ側の機嫌を損ねる
お客様が気を使われるのは本末転倒していますネ、ケアマネでなく市の方へ相談するのも方法かもしれません。多様のニーズに応えるべく指示監督するのも行政の仕事です。多分介護の考えかたが、大勢の人を1箇所に集めて対応するという古い体質なのでしょう。デイサービスご利用者の低年齢化で、ある意味人海戦術が必要な場合がでてきてます。週3回利用であるなら、まずは1日くらい他の施設を利用したいとケアマネに言ってもいいと思いますよ。その際にご自分で情報収集してもいいと思います。男性職員の数で施設の取り組みがわかると思います。
「福祉サービス第三者評価 ××県」で検索すると県単位で施設がでてきます。評価を受けていない施設もありますが対外的にPRするよい機関でもあります。自信がある施設は評価を受けますが小さなところは経済的理由で受けていないようですので、掲載していないからダメということではありません。
我施設はデイ定員が35人でご利用者は以前は男性は1割程度でしたが現在は多い日で12人と1/3を超えています。そのような状態で、以前と同じ対応であるなら男性ご利用者さんに不満が出ても当然だと思います。我施設では男性職員は相談員を含めて5~6名で対応しています。女性職員もいれると1日に12~15名の職員で対応しています。2~3年ほど前から男性ご利用者が増えてきたことによる男性職員の増員で対応しています。変わらないといけない時期だと思いますので、施設側が気付かないならご利用者側から問題提起する必要があると思います。
デイサービスで働いています。
変化をつける行事としては、月に1度、1週間連続で外出レク(春は花見、秋は紅葉狩り、その他買い物など)、誕生日会、月に1度の手作りおやつがあります。
男性利用者さんはなかなか手作業される方はいませんが、オセロや碁ならべ、花札、計算や漢字のプリントなどされる方が多いです。唱歌やカラオケも好きな方が集まっている曜日にはやります。
私の職場も人手が足りません。一人レク係でホールを1人で守らなければならず、更に認知症が重症な方が多い時は、トイレ介助だけで1日終わってしまい、他利用者さんになかなか目を向けられません。申し訳ないと思いながらも、私の体は1つしかないので、自分でもとてももどかしいです。
1日の流れを変えるのはなかなか難しいかもしれませんが、趣味活動が充実するように、個人的にやりたい活動をデイに提案し、一緒にやってくれそうな他利用者さんはいないか聞いてみるというのはどうでしょうか?
お父様はしっかりされているようですので、刺激の少ないデイがつまらなくなってしまったのですね。
直接デイに相談する前に、担当のケアマネさんに相談されるのはいかがでしょうか。ケアマネさんはいろいろな施設を知っています。お父様の性格や状況も知っていますし、ふさわしいデイを紹介してくれるかもしれません。デイと一口に言っても、認知症対応だったり、、少人数をうたっていたり、レクに熱心だと一口に言っても、それが手芸だったり、美術や音楽療法だったり、園芸だったり、場所によっていろいろな特色があります。お父様の趣味や好きだったことを取り上げているところがあれば、そこがいいかもしれません。(逆に、昔得意だったことは、今はうまくできないから…とやりたがらない方もいます)
今のデイにせっかく慣れてきたところで残念ですが、デイ自体を変えるのは難しいと思うのです。もっとお父様に合ったところがあれば、「終わりよければ…」になることも期待できるかもしれません。
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